病気について調べたことをまとめてみました。今回は“ワクモ”についてです。
当ブログはできる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。そして、経験をもとに主観も含まれていることをご了承ください。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
ワクモってなに?
ワクモとは、0.7~1.0㎜のなんとか目に見えるほどの大きさのダニの仲間です。通常は灰色ですが、吸血すると、赤い色になります。吸血してから時間が経つと黒っぽくなるそうです。
日本だけでなく世界中に分布しており、主に鳥の巣などに生息しているようです。
鳥だけでなく、人間の血も吸血する。
ぴーたん
こわいぴー!まるで吸血鬼だ!!
夏や梅雨など湿気の多い時期に病気が発生すると言われています。
そして、普段昼間は鳥の体から離れてケージや巣箱の隙間、止まり木の裏、ケージにかける布などに隠れているそうです。
夜になると鳥の体温を察知してくっつき、吸血します。
症状
- 夜中に突然暴れだす
- 過度に毛づくろいをして羽がボロボロになって見た目が悪くなる
- 夜中吸血されて眠れないために昼間は寝不足になる。うとうとした様子
- イライラすることが多い
- 食欲や元気がなくなる(吸血による貧血)
ストレスや貧血により、インコの年齢、体調によって死に至る可能性もあるようです。免疫力の低い老鳥や幼鳥は特に気を付けましょう。
治療
- 病院にて処方される駆虫薬を使う
- ワクモの駆除のため、ケージや中の止まり木などを掃除して、熱湯消毒をする。
ワクモには熱湯消毒が有効なようです。この熱湯消毒を5~10日間隔で3回程度行うと駆除することができると言われています。
予防~ワクモからインコから守る~
一番はケージを清潔に保つこと。ワクモは高温多湿の環境を好むため、梅雨の時期などは、風通しを良くする工夫が必要です。
また、月に1回程度のケージの熱湯消毒をするのもおすすめです。
まとめ
ワクモというインコを吸血するダニがいることが分かりました。なにか様子がおかしい、症状が当てはまると思ったら病院に受診しましょう。家庭内で飼っている家であればあまり見られないものとされていますが、清潔に保つことに越したことはありません。少しでもそのリスクを減らせるようにできることはやっていきたいですね。
コメント