みなさんはトリコモナスという病気はご存知ですか?
インコの病気といえば多く聞く病気の一つではないでしょうか。
我が家のインコぴーたんは生後半年でトリコモナスという病気も発見されました(´・ω・`)
大事なインコに病気はしてほしくないものですよね。
そこで今回はトリコモナスについて知っていきましょう!
トリコモナスってどんな病気?
トリコモナスとは、トリコモナス原虫という寄生虫の感染によって起きる病気です。
ヒナや若鳥に多くみられる病気です。
生まれて1年してないないインコは特に注意だね!
トリコモナス原虫はそのうに寄生しているため、そのう検査で見つけることができます!
ちゃんと病気をしないように健康管理には気をつけていたのに!
なんてショックを受けるかと思います。私もまさにそうでした。
ちゃんと育てていたはずなのに変なものに感染していたなんて知ってショックを受けました。
病気の原因
トリコモナスの感染源は口から感染します。
- 感染している親から口移しで餌をもらっていた
- 他の感染している鳥と同じ差し餌のスプーンで餌を与えられていた
- 感染している鳥と同じ水飲みから水を飲んでしまった
というようなことが考えられます。
ぴーたんの場合、多くのヒナを育てているブリーダーさんから買ったので、雛のときに差し餌のスプーンなどから感染してしまったのではないかと思われます。
このパターンのインコは多いと思われます。
症状
トリコモナスは消化器症状がみられます。
最初のうちは、食欲がなくなり、餌が食べられなくなって元気がなくなってしまいます。
そして、目を閉じて体を膨らませてじっとしていることが多く見受けられるようになります。
そのまま寒いんだとか、最近眠そうだなと思って見過ごすと、最悪の場合衰弱して死んでしまいます。
命を落とす可能性もあると聞くと怖いね!😮
トリコモナスはそのうから感染すると言われていますが、寄生虫の活動範囲が広がってしまうと、鼻腔、食道、やその周辺の器官にも感染してしまいます。
そうなると、そのう炎をはじめ、副鼻腔炎や結膜炎、食道炎などの症状を引き起こすことになります。
これらのことがいくつか当てはまる場合、病院にすぐに行きましょう!
ちなみに、体力のあるインコは、トリコモナスに感染しても症状が現れないことがありますが、免疫力が低下してしたときに発病することがあります。
つまり、今症状がなくても検査をして、トリコモナスが見つかった場合、早く治療して寄生虫を撃退したほうが、インコのためにも大切です!
どっちにしても飼い始めは症状がなくても病院で検査してもらうのが安心かも!
ちなみにぴーたんは食欲低下などの症状はありませんでしたが、いつもよりも元気がなさそうに見えてすぐに受診したところ、そのう検査でトリコモナスと診断されました!
治療
治療方法は抗トリコモナス剤の内服になります。
ぴーたんはこれを内服しました!
トリコモナスにかかっている場合、他の病気も併発しているケースもあるみたいです。
ぴーたんの場合、「食生活を見直して栄養をしっかり摂ろう」ということで、ネクトンSというビタミン剤も処方してもらいました!
その当時、ぴーたんはまだシードのみの食生活で、ペレットは食べていなかったので、偏った食事でした。
そのため、シードでは摂取できない栄養はネクトンSで補っていきました。
しっかり内服を毎日続けてその後1周間後に受診、2週間後に受診してついに治すことができました!
トリコモナスの病気の進行度合いによって治療にかかる時間はそれぞれ異なってきます。
手遅れになる前に治療してもらうことが大切ですね!
さいごに
トリコモナスは店で購入する時点ですでに感染している可能性がある病気です。飼い始めてからどんなに気を付けていても、生まれてからすぐに親やその他の鳥によってすでに感染してしまっている場合が考えられるので、インコを飼い始めたらまずは健康そうで元気であっても健康診断にいくことを強くおすすめします!!
今まで一度も病院に行ったことがないインコの飼い主の方も一度は行って検査によって改めて健康であることを証明してもらうことで安心して暮らすことができるでしょう!
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