セキセイインコの健康的な食事とは?【インコと餌】

インコの豆知識

インコに大きく立派に育ってほしい、長生きできるように健康的な食事をさせたい。

そんなふうに自分の飼っているインコには大切に思っているからこそ思うことがあるのではないでしょうか?

今回は大切なインコのために、インコの食事について知り、健康を考えた上での食事とはどんなものかをみていきましょう!

インコの食事・餌の種類について

インコの餌は大きく分けてシードペレットの2つあります。

シード

インコは種類によって食べ物が異なりますが、セキセイインコの場合、アワ、ヒエ、キビ、カナリーシードという穀物を食べます。

種類ごとに個別で販売されているものもありますが、私の家のインコはホームセンターで売っているいろんな種類が入っているシードを食べています!

ぴーたんの主食

このシードの原材料をみると、先ほどあげたシードのほかに、リンゴ、小松菜、ボレー粉、皮むきのアワがはいっていました!

そして皮むきのアワには天然ハチミツ、オリゴ糖、カルシウムが添加されているようです♪

いろんな栄養がはいっていますね!

ペレット

シード食のインコ向けに作られたいろいろな栄養素が含まれているものです。

これだけでインコに必要な栄養を摂取できるといわれています。

ぴーたんの食べているシードはこちら!

鳥専門の獣医さんもおすすめのペレット

シード?ペレット?結局どっちが健康にいい?

インコの餌といわれるものはシードとペレットの2つがあると言いましたが、結局のところ何を食べさせることがインコにとって健康な食事といえるのか。というところが気になるところですよね!

健康な食事はシードがいいのか、ペレットがいいのか、結論を言いますと、どちらも栄養素を理解した上で与えれば健康な食事です。

一概にペレットが健康的で、シードはそうではない。とは言い切れないのです。

そこで、シードとペレットのそれぞれどのように良くて、どのように与えたらよいのか次の項で見ていきます。

シードのいいところ

やっぱりおいしい

シードと言われるアワ、ヒエ、キビ、カナリーシードは私たちでいう米のような存在です。昔から代々歴代のインコたちが食しているものです。インコはそれを遺伝子レベルで食べれるもの、おいしいものと認識しています。

シードはそれぞれ種類によって食感や味が違います。シードはいろんな味や食感を楽しみながら食べることができるのです。

飽きずに食べ続けられる

上記で言ったように、いろいろな種類のシードが入っていて、自分で好きに選びながら食べるため、飽きずに食べることができるようです。

シードの問題点

・脂質が多く、食べ過ぎると肥満の原因になりやすい

・シードの中でも好きなものしか食べず、偏った栄養になりやすい

おいしいけれど、脂質が多かったり、偏りやすかったりするので、肥満になりやすく、栄養も偏りやすいので、シード以外の食事も考えたほうがいいようです。

ペレットのいいところ

・総合栄養食のため、ペレット一種類だけで十分な栄養が得られる。

・シードよりも消化しやすく、胃腸の弱いインコや、病気をしているインコに優しい

ぴーたん
ぴーたん

ペレットだけでいいなんてすごいね!

ペレットの問題点

・シードからペレットへの乗り換えがうまくいきにくい

・味が単調で食いつきが悪いとこもある

・食生活もペレットのみでは単調になってしまう

栄養はばっちりですが、食いつきが悪かったり、シードからの乗り換えが難しいという問題点もあります。

わが家のインコは『シード+ペレットの混合!』

ぴーたん
ぴーたん

おいしいのはシード、栄養の偏りなく食べれるのはペレット…

いったいどっちを食べればいいんだ~!

栄養をしっかり取りたいけど、シードが大好きなインコにペレットだけにしてしまうのはちょっと…と私も考えました。そこで、先生に相談したところ、シードとペレットの混合にしてみてはとアドバイスをもらいました!

混合でもいいんだ!と一安心!

ペレットを考えているけど、シードもあげたいという人はこの方法がおすすめです。

餌の種類別与え方

ペレット

ペレットはそのままペレットのみで大丈夫です。

「ペレットだけでいいと言われても本当にそれだけで足りるのか?」

と不安になりますが、栄養が足りないかもしれないからと言って過剰に栄養のサプリメントなどをつけてしまうと過剰摂取で逆に体調を壊してしまう可能性があります。

シンプルにペレットは単体でOKです!

シード

シードは脂質が多く含まれており、シードだけだと栄養不足になってしまうため、脂質だけ取りすぎると肥満になる可能性があります。

そこで、シードには単体であげるよりも、シード+栄養補助食品の組み合わせがおすすめです!

「栄養っていっても何が足りなくて、何をあげたら十分に栄養がとれるのか分からない。」

そう不安になると思います。

そこで、私は先生からおすすめされた『ネクトンS』という栄養補助食品をシードと一緒に使っていました。

シードだけでは、ビタミンやミネラルが不足してしまうので、このサプリメントがおすすめです。

獣医さんも推奨していると言われています。

  • 13種類のビタミン
  • 18種類のアミノ酸
  • 6種類の微量元素、ミネラル

このように多くの栄養素が入っています。

餌にふりかけたり、いつも飲んでいる水にとかして使います。

ぴーたん
ぴーたん

先生もおすすめしているなら安心だね!

カルシウムにはカトルボーン!

カトルボーンとはイカの甲を乾燥させたものです!

カトルボーンには天然のカルシウムやミネラルが豊富に含まれています。

インコにとって食べごたえがあるみたいで、ストレス解消やくちばしの調整にもよいそうです!

しかし、カトルボーンは基本メスが食べる必要があるみたいです!

なぜならメスは卵の殻を作るもととなるカルシウムが必要だからとか!

ちなみにぴーたんはオスですが、それを知るまでガリガリカトルボーンを食べていましたw

カトルボーンに夢中のぴーたん

彼にとってはストレス解消としては必要なのかもしれませんw

ペレットもシードもどちらも必要なのは野菜!

やはり、いくらペレットやサプリメントに栄養があるといっても、新鮮な野菜には勝てません。

シードを食べているインコも、ペレットを食べているインコも生野菜からしか得られない栄養もあると言われているので、日々野菜を与えましょう。

ただし、野菜といっても食べさせてはいけない野菜もあるので、調べたり、かかりつけの先生に聞いたりしてから与えましょう。

与えてもよい野菜
  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • サラダ菜
  • 水菜
  • レタス
  • パセリなど…

野菜には水分も多く含まれているので、インコにとって水分補給にもなっていいです!

私の家ではケージから出た時にあげていますが、ケージの中に菜さし入れを取り付けてもいいですね!

また、毎日与えてくださいとは言われていますが、「絶対」ではありません、2日に一回でも問題ないとされています。

まとめ

インコが健康的に過ごすためにも毎日摂取する食事の見直しが大切です。シード、ペレットについて理解した上で栄養バランスの良い食事を考えていきましょう!

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