シードからペレットに切り替えるのって大変そう、切り替えようと頑張ってみたけれど結局うまく行かなくて諦めてしまった。
そもそも切り替え方ってどうやるの?と思う人もいるのではないでしょうか。
わが家のインコのぴーたんは無事ペレットに切り替えが成功したので、その経験を踏まえて切り替え方を紹介します!
- ペレットに切り替えるための方法を知りたい
- 切り替える際の注意点について知りたい
- ペレットに慣れる方法を知りたい
ペレットの切り替え方はこの記事の他に実践編もあります。
具体的な方法が知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
ペレットに切り替えたい理由
そもそも皆さんなぜペレットに切り替えたいのでしょうか。
切り替えるつもりがない人からするとその理由が気になると思います。
そうだよーシードおいしいし、そのままでもいいのに~
などいろいろな理由があると思います。
ペレットについてメリットデメリットなども以下の記事にまとめているので参考にどうぞ!
シードからペレットへの切り替える方法~ペレットに慣れる~
ペレットについて理解した上でペレットの切り替えをしていきましょう!
切り替える方法としてはいくつかあります。ポイントとしては段階を経て少しずつ切り替えることです。
いきなり餌入れにペレットを入れるだけではインコは食べません。
インコからすると今まで食べていたものと香りも見た目も色も違うと初めは警戒して食べません。
まずは、ペレットが食べ物であることを知ってもらうことが必要です。
そのためにはペレットというものに慣れてもらう必要があります。
ペレットに慣れてもらう方法としていくつか試してみました。
放鳥時に遊びの合間に取り入れてみるといいでしょう。
方法①指でペレットをつついてみる
インコによっては何の抵抗もなくペレットに近づく子もいるかと思いますが、インコは初めて見る物に警戒して近づかないものです。
なので、まずはペレットを机の上に数粒おいて、つんつんつついて見せてみましょう。
指でつつくことでくちばしでつついても危険なものではないと判断してくれるのでしょうか?
すると、飼い主が指でつんつんしているものに興味をもちはじめます。
近寄ってきて少しでもペレットに近寄ってきたり、ペレットをなめたりできればOKです。
ペレットを手に乗せて食べてもらう
手のひらにのせると、警戒しながらも興味をもって覗いてきます。
インコの様子を見守っていると、少しづつ近づいてきてくちばしでつつくようになりました。
飼い主が食べているふりをする
手のひらに乗せてもインコが近寄ってこない、そんなときは私たちが食べているふりをします。
冗談かと思いますが、インコは人のすることを真似するのが好きなので、ご飯を食べているのを見たら一緒にご飯を食べる行動をします。
それを利用してペレットはおいしいものなのだと理解できるように、飼い主もペレットを食べているように見せましょう!
手にのせたペレットを口に持っていっておいしいなんていいながら口をもぐもぐさせて食べるふりをするとしっかり飼い主のことをみて真似しようとします!
これはどのインコにも通用するのかは分かりませんが、少なくとも我が家のインコは飼い主が食べているふりをすると興味をもって近づいてきてくれました。
ペレットに慣れるまでの期間
上記のペレットに慣れる方法をいくつかやっていくうちにインコもペレットに慣れていくと思います。
インコによってペレットに警戒心なく慣れるには個人差があるとおもいますが、わが家のインコぴーたんは2~3日で慣れました。
ペレットは食べ物だと認識して警戒心がなくなるとこんな風に手でペレットをあげることが出来るようになります。
ケージの外に出して遊んでいるときに少しづつペレットにも慣れる時間を作っていくといいでしょう。
シードからペレットへの切り替えるにあたり注意すること
インコがペレットが危険なものではない、食べ物であると認識して、放鳥の合間に少しでも食べられるようになったら、いよいよ餌入れに入れて食べてもらいましょう!
シードからペレットに切り替えることはインコにとって変化の大きい出来事になります。
その中で、注意する点がいくつかあるのでまとめてみました。
いきなり餌をペレットだけにしない
インコにとってペレットへの切り替えは環境の変化のようなものです。今までと違うことをするため、ストレスになる可能性もあることを知っておきましょう。
例えるならば、毎日朝ごはんが白米の習慣のあった人が、今日からコーンフレークにしましょうと言われているようなものです。
ですので、いきなりペレットだけにするのではなく、今まで食べていた餌の中に混ぜることから始めましょう。
インコの体調や調子がいいときに行う
インコが体調が良くなくて、食欲がないときにペレットの切り替えをしても、インコにとって負担になってしまいます。
インコの体調を見て、元気そうだなと思ったときにペレットの切り替えを始めてみましょう。
インコの体調管理についてまとめたものがありますので、参考までに。
ペレットに切り替えの際、体重管理、餌の食べている量の把握をする
ペレットに切り替えする際気をつけなければならないのは、健康管理です!
今回は餌をしっかり食べることができているのかどうかを目安に健康の管理をします。
ペレットを入れる量を測ってまた取り換える際に何g減っているのかを見てみましょう。
減っていれば食べたかな?と思いますよね。
しかし、減っているだけで食べたと判断するのは早いです。
食べ慣れていない餌を入れているわけですから、今まで通り食べているとは限りません。
食べこぼして下に落ちていたなんてこともあります。
そのため、餌の減り具合に加えてインコの体重を毎日測りましょう。
体重が今までと同じであればしっかり食べていると判断できますね!
換羽期や体調が悪くなったらペレットの切り替えを中止すること
ペレットにしたから体調が悪くなったというわけでもなく、タイミング的にペレットの切り替えをしている最中に体調が悪くなってしまうこともあります。
具体的には換羽期が挙げられます。もし、換羽期になって羽がたくさん抜ける時期になったときは、ペレットの切り替えは中止しましょう。
換羽期は病気ではないですが、インコにとって体に負担のかかることです。
普段と違う状態になるときはペレットの切り替えは中止することをおすすめします。
換羽期についてはこちらの記事も参考にどうぞ!
体重が減ったらペレットの切り替えを中止すること
体重が減ったらペレットの切り替えは中止してください。
体重が減っているということは餌を摂取できていないということになります。
では、体重はどれくらい減ったら中止するのがいいのか気になると思います。
調べたところ、以下のようなことが分かりました。
ペレット切り替え中体重がいつもの体重の10%減少した場合
インコがいつも体重30gだとしたら、-3g減ったらインコにとってペレット切り替えは負担になっているということになります。
わが家のインコぴーたんもペレット切り替えチャレンジ中、-2gになってしまい、-3gになる前に中断しました。
体重が減ることによって栄養が十分に取れていないということになりますので、早急に今まで食べていた餌に戻しましょう。
急がず焦らず時間をかけてペレットの切り替えを!
早く慣れてほしい、早くペレットに切り替えたい!とインコに期待をもって、気持ちが前のめりになりそうですが、ペレットの切り替えは時間をかけてゆっくりとおこなっていくものです。
インコのペースに合わせて少しずつペレットの食べれる量を増やしていくイメージで切り替えしていきましょう。
どんなペレットを与えたらいいのか迷ったときはこちらも参考にどうぞ!
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