インコの病気について調べたことをまとめてみました。参考までに。
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そのう炎とは
そのうという器官に炎症が起こり、うまく機能されなくなることを言います。
そのうとは?
インコには胃とはべつの袋のようなものがあります。えさを貯蔵する器官であり、えさを温め、摂取した水分によってふやかして、ひなにあげる離乳食のようなものをつくりだす部分です。
原因
- 細菌、真菌、トリコモナス寄生虫などの感染
- 人間の食べ物を食べてしまう
- 幼鳥の時期につくってから時間がたった差しえさを与える
- 幼鳥の時期に長時間差しえさを与える
- 成鳥の場合、刺激物や有毒物質、傷んだえさの摂取
- そのう内でのえさの腐敗
症状
- あくびのような動作
- 吐き出す(吐き出したえさや粘液は悪臭であることが多い)
- 吐いているせいで顔の周りが濡れて汚れている
- 食欲不振
- そのう部分が赤く腫れる
- 水をよく飲む
- 水分の多い便(水分をよく飲むため)、下痢
治療
そのう液をとって、原因となるものを調べたうえで、抗生剤や抗真菌剤、駆虫剤の投与
予防
まず、ペットショップやブリーダーからインコを引き取った場合、それまで自分が飼うまでの間、店でどんなふうに雛鳥を育てていたのか分かりません。たくさんの雛を育てているので、差しえさをどんなふうにあげていたのかも見えない部分です。だからこそ、インコを飼ったらまず病院に連れて行って健康診断をしてもらうことが予防、または悪化を防ぐことができます。
また、放鳥時は人間の食べ物や有害物質などを口にしないように環境を整えることも予防の一つになるでしょう。
まとめ
そのう炎は雛のうちは差しえさのあげ方に注意し、成鳥になったら、人間の食べ物など、口にするものに危険がないか注意することが大切だと思います。
異常なしぐさがないか日々観察し、心配であればすぐに病院へ連れていくことをおすすめします。
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