Artist15.6Proを数か月使用してみたので、使ってみた感想と、メリットデメリットについてまとめていきます。
【XP-PEN】 公式ストア
今回は以下のような人に向けた内容になっています。
実際に使ってみてよかった点と悪かった点について包み隠さず紹介するよ!
- 良かった点、悪かった点
- 購入のおすすめ度
あくまでも個人的な意見ですので参考までにご覧ください。
ここがよかった!Artist15.6Proを買ってよかったこと
どんな液タブにしようかと迷っている中この液タブを選んだのはやはり、一番いいと思ったからです。
使えば使うほど新たな良さに気づかされます!
掘り返したらまだありそうなくらいたくさんあります!
さらにそう考える理由について詳しく話していきます。
【XP-PEN】 公式ストア
画面のサイズに対して価格が安い!
画面のサイズが大きいと作業スペースが広がって描きやすくなるので、ある程度大きさのある液タブのほうが使い勝手がいいです。
だいたい13~16インチは大きすぎず小さすぎないサイズになると思います。
13インチ:A4用紙くらい
16インチ:B4用紙くらい
他のメーカーと比べてサイズが大きいのに価格は安めという点に惹かれました。
大きいサイズで描きたいけど、値段を抑えたいと思っている人にはぴったりだね!
〇社の13インチの液タブは約4万。16インチは約7万。
それに比べてXP-PENは13インチで約3万。Artist15.6Proは約4万。
ほかに見劣りしない性能
安いのは性能が他のメーカーよりも劣っているのではないかと思いますよね。
そう思って調べてみましたが、性能はこんな感じになっています。
A | B | Artist15.6Pro | |
---|---|---|---|
パネルサイズ | 15.6 インチ | 15.6インチ | 15.6インチ |
サイズと重さ | 47.2 x 30 x 8.1 2.86 kg | 42.2 x 28.5 x 2.45 1.9 kg | 44.3 x 28 x 1.26 1.5 kg |
エクスプレスキー (ショートカットキー) | 6 | なし(別売り) | 8 |
ホイール機能 | なし | なし | あり |
解像度 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
ペン | バッテリーフリー | バッテリーフリー | バッテリーフリー |
筆圧 | 8192レベル | 4096レベル | 8192レベル |
傾き検知機能 | 60° | 60° | 60° |
参考にした他のメーカーに劣りを取らない性能になっていることがこの表を見ると分かると思います。
描いてみた感じも不便さを感じないです。
描き心地が紙に描いているような感覚
描いた感覚は紙に4Bの柔らかい鉛筆で描いているような感覚に近いと感じました。
描き心地もいいし、描いていて疲れないので絵に集中できると思います。
しかし、これは人によって感じ方が違うので、家電量販店などにある試し描きができる場所で自分で試してみるのもいいと思います。
あくまで私個人の意見ですが、試し描きをしてこれがいいと決め手になったくらいよかったということを伝えたいです。
問い合わせなどの対応が早い
液タブを使うまでの各種設定の場面でどうしても説明書を見ても分からないことがあったので、試しに問い合わせてみたことがあります。
そのさい、一日空けることなく返答が返ってきました。
その際のメールでの対応がまた丁寧で分かりやすく画像を載せた説明が書かれていました。
設定など困ったときに対応が早くて丁寧なのはとても嬉しいし、助かります。
初めて液タブを買う人もこのように問い合わせがしっかりしているのも購入する際のポイントになるでしょう。
ショートカットキーとホイールが便利
Artist15.6Proには8つのカスタマイズ可能なショートカットキーとホイールがついています。
すべてのボタンが自分好みにカスタマイズできるため、作業のしやすさもUPします。
また、液タブにホイールがついている製品はそんなに多くない中、Artist15.6Proにはついています。
拡大、回転などの機能をホイールを使用することでストレスなくサクサク作業がはかどります。
有料ソフトが特典でついてくる
Artist15.6Proは購入するといくつかのソフトのうち一つだけタダで入手できるシリアル番号を取得することができます。
そのため、ペイントソフトを持っていない人も別で購入せずともプロ仕様のペイントソフトを使うことができます。
この中から一つ選ぶことができます。
どれも購入するとなるといい値段します。それが液タブを買ったと同時に手に入るのはおいしいです!
初心者でも使える
初めて液タブを購入するという場合でも問題なく設定して使用することができました。
【XP-PEN】 公式ストア に製品ごとのみんながよくする質問などが描かれているので、だいたいそれで解決できます。それでも解決できないときは迅速かつ丁寧なお問い合わせに頼れば液タブ初心者でも安心です。
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ここがおしかった!Artist15.6Proのデメリット
上記に挙げたようにいいところばかり目についてしまうような液タブですが、使ってみて感じたデメリットもいくつかあるのでまとめました。
使ってみないと気づけなかったことですね。
さらに詳しく見ていきます。
説明書が分かりにくい
説明書は分厚くてたくさん書いてありそうでしたが、開いてみると親切にいろいろな国の言語で書かれているため、実際書いてある内容は5ページしかありませんでした。
5ページで収まるほどの簡単な設定だけでいいのかと思いましたが、もっと絵や写真があったほうが分かりやすいなと思いました。結局設定が分からずネットで調べたりしました。
分かる人には分かるのかもしれませんが、機械やパソコンの設定が詳しくない人からすると分からないかもしれません。
特典のソフトが知らないソフトだった
特典でソフトがついていると知ってそれは上記のメリットにも挙げましたが、しかし、欲を言うとCLIPSTUDIOとか多くの人が知っているペイントソフトだったらよかったなと思いました。
知らないソフトだったのと、誰もが知っているようなCLIPSTUDIOとは違って使い方の説明をネットで説明してくれる人も少なく、手探りで使い方を覚えました。
慣れば問題ないですが、ソフトにこだわりがある人は別の自分の使いたいソフトが特典でついている液タブを探したほうがいいのかもしれません。
また、特典のソフトはついているからといって使わなければいけないものではないので、別でソフトを持っている人は気にならないでしょう。
付属品のスタンドが角度調節できない
Artist15.6Proには付属のスタンドがあるので、わざわざ買わなくても問題ないです。
しかし、角度調整ができないので、決まった角度で使わなければなりません。
これも慣れてしまえば問題ないのですが、人によっては作業がしにくいと感じたりして、別で購入したほうがいい場合もあると思います。
別で購入すればもっといい角度調節できるスタンドは売っているので結局お金がかかってしまうということもデメリットですね。
使わないコンセントのプラグもついてくる
親切にどの国でも使えるようにいろいろな形のプラグもついてきました。
もちろん使わないので取り出すこともなくいつか捨てることになってしまうものです。
なんだかもったいないなと思ってしまいます。
購入する際に住んでいる国ごとにプラグを選択できるようにすればいいのになんて思ってしまいました。
買ってすぐに捨てるのも躊躇して結局捨てずに保管しています。
全体を通して購入するべきか
メリットデメリットをまとめていきましたが、トータルで見て購入のおすすめ度を評価してみました。
Artist15.6Proおすすめ度
他のメーカーと比較すると、価格が安いのに性能は全く劣っていない、むしろ優れていると思います。
説明書は分かりにくいというデメリットはありますが、サポートが手厚いので、安心して購入できました。
使えば使うほどこの液タブの良さを感じられる製品だと思います。
【XP-PEN】 公式ストア 購入は公式サイトを見てみてください。
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