絵が上手くなりたい!って思う人は必ずしも“イラストレーター”や“絵師”なんて言葉を耳にすると思います。
今までは数年前までは“絵師”という言葉はあまり目にしてこなかったのに最近ではSNSなどでよく見かける言葉になりました。
2つの言葉どちらも絵を描いている人のことを表している言葉ですが、どう違うのか気になります。
今回はこの2つの言葉の違いや使い分けについて私なりに考えてみました!
イラストレーターとは
辞書で調べるとこのように出てきます。
イラストを描くことを職業としている人。挿絵画家。
「goo辞書」よりhttps://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/#jn-15372
どの辞書で調べてもこのようなことが書かれています。
なので、絵が上手くなりたい!絵を描区仕事がしたい!という人はイラストレーターになりたい!と言っても間違ってないと思います。
ただ、最近見かける絵師という言葉によってイラストレーター?絵師?同じ?違うならどっちになりたいの?みたいなことになりますよね。
美大とか絵の専門の学校などに行かずに独学でイラストレーターになりたい!って人ほど混乱しやすい気がします。
※現に私が混乱しました(笑)
絵師とは
イラストレーターはなんとなく分かったけど、絵師はどうゆうことなの?ということで調べてみるとこうなりました。
1 絵かき。画家。
2 (画師)律令制で、中務省 (なかつかさしょう) 画工司 (えだくみのつかさ) に属して絵画制作に従事した工人。宮殿・寺院の建立、調度の敷設などに際し、装飾・文様・彩色に携わった。
3 平安末期以後、院や幕府の絵所に属した画工。
「goo辞書」よりhttps://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%B5%B5%E5%B8%AB/#jn-23369
画家とか、昔の時代の宮殿の装飾とか、なんだか私が思っている意味とは違いました!
このような言葉がどこから突然使われ始めたのか出どころを知ることができませんでしたが、その言葉の使い方にはいろいろな考えや意見があるものだと分かりました。
イラストレーターと絵師は違うのか
個人的な考えになりますが、イラストレーターと絵師は違うと思います。
イラストレーターの人がわざわざ絵師と名前を変えて名乗る必要もないです。
中には絵師とは呼んでほしくないと思っている人もいるので、絵を描いている人のことを示す際、呼び方に気を付けたほうがいいでしょう。
イラストレーターと絵師の使い分け
どちらも絵を描いている人に使われていますが、どんな場面で使われているのか考えてみました。
このように分けてみると、イラストレーターは仕事のときに使われて、絵師という言葉は仕事で使わない印象があります。
どちらかというと絵師は、砕けた表現をしたいとき、イラストは仕事などの堅い場面で使う印象がありますね。
イラストレーターと呼ばれたい
絵師という言葉もありますが、やはり仕事で通用する言葉はイラストレーターのほうがピンとくるので、イラストレーターと呼ばれたいですよね。
絵師という言葉が広まったのはオタク界隈の中で生み出されたのかもしれないと思いました。
「〇〇さん神絵師~!」
みたいな感じで絵の上手い人のことを称えるときに使うのが一番しっくりくると思います。
同じような意味なのにとらえ方によって感じ方が違ってくるので、相手に使うときは気を付けていきましょう。
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